涙が止まらなくなるとき

心・メンタルセラピー

理由はわからないけれど、
急に涙が出てくる。

些細なことでイライラしてしまう。

本当はそんなつもりではないのに、
感情があふれてしまう。

そんなことはありませんか。

普段は頑張れているのに、
ある日突然、気持ちが抑えられなくなることがあります。

けれど、それは弱さではありません。

心の奥にあった想いや感覚が、
ようやく表に現れてきただけなのかもしれません。

だからこそ、
無理に消そうとしなくても大丈夫です。

感情が大きくなるとき

忙しい日々の中で、

やらなければならないことを優先したり、

周囲に気をつかったり、

自分の気持ちを後回しにしたり。

そんな時間が続くことがあります。

その間も、
心や身体はさまざまなことを感じています。

悲しかったこと。

つらかったこと。

本当は嫌だったこと。

言葉にならなかった違和感。

すぐには気づかなくても、
少しずつ積み重なっていくことがあります。

そして余裕がなくなったとき、

涙として出てきたり、

怒りとして現れたりすることがあります。

その背景には、
「頑張らなきゃ」
「自分がやらなきゃ」

そんな感覚が隠れていることもあります。

「休めない」の奥にあるもの

無理に気持ちを切り替えなくても大丈夫

感情があふれてくると、

「しっかりしなきゃ」

「早く元に戻らなきゃ」

と思うことがあります。

けれど、そんなときほど、
無理に気持ちを切り替えようとしなくても大丈夫です。

まずは、

「今はそう感じているんだな」

と気づいてあげること。

それだけでも、
張りつめていた力が少しゆるむことがあります。

身体の状態が影響していることもあります

気持ちの問題のように感じていても、

実際には、

眠りが浅くなっていたり、

呼吸が浅くなっていたり、

ずっと緊張が続いていたり。

身体が十分に休めていないこともあります。

心と身体はつながっています。

身体に余裕がなくなると、
感情も揺れやすくなることがあります。

だからこそ、

何かを解決しようとする前に、

  • ゆっくり休むこと。
  • 深呼吸をすること。
  • 安心できる時間を持つこと。

そんな時間が、
自分を支えてくれることもあります。

ひとりで抱え込まなくていい

突然涙があふれてきたり、
感情が抑えられなくなったりしたときは、

信頼できる人に話したり、

安心できる場所で過ごしたり、

誰かの手を借りることも一つの方法です。

話すことで、
自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることもあります。

ただ、感情が大きくなっているときは、

何を話したらいいのかわからなかったり、

気持ちがまとまらなかったり、

うまく言葉にならなかったりすることもあります。

そんなときは、
無理に整理しようとしなくても大丈夫です。

身体がゆるみ、
呼吸が深くなっていく中で、

言葉になる前の感覚に気づいたり、
自分でも気づいていなかった想いが見えてくることもあります。

無理に答えを出そうとしなくても、
少しずつ見えてくるものがあるのかもしれません。

言葉にならない違和感について

おわりに

涙が出ること。

怒りがわいてくること。

気持ちが不安定になること。

それらは決して間違いではありません。

無理に消そうとしたり、
否定したりしなくても大丈夫です。

もしかしたらそれは、

心の奥にあった想いや感覚が、
ようやく表に現れてきているのかもしれません。

まずは、
今の自分に起きていることに気づいてあげること。

そして、
その感覚を否定せずにいること。

それが、
自分の感覚を取り戻していくきっかけになるかもしれません。