気づけば、人に合わせることが増えていた。
「これでいいのかな。」
「本当はどうしたいんだろう。」
そんなふうに、自分の気持ちがわからなくなることがあります。
でも、自分らしさは、
どこか遠くに探しに行くものではないのかもしれません。
本来の自分とは、
特別な誰かになることでも、
理想の自分を目指すことでもなく、
「私は今、こう感じている。」
そんな自分の感覚と、もう一度つながっていくことなのだと思います。
「こうあるべき」が増えていく
子どもの頃から私たちは、
たくさんの「こうあるべき」を覚えながら育っていきます。
例えば、
人に迷惑をかけてはいけない。
笑顔でいなさい。
我慢しなさい。
頑張ることはいいこと。
休むのは怠けること。
前向きでいなければいけない。
こうした考え方は、
人と関わりながら生きていくうえで、
大切にされてきたものでもあります。
けれど、それがいつも優先されるようになると、
身体は疲れているのに、
「まだ頑張れる。」
悲しいのに、
「こんなことで落ち込んではいけない。」
嫌なのに、
「断るのは申し訳ない。」
休みたいのに、
「もう少し頑張らなきゃ。」
そんなふうに、
「自分はどう感じているか」よりも、 「こうあるべき」が先に浮かぶようになってしまうことがあります。
その状態が続くと、
少しずつ自分の本当の気持ちや感覚がわかりにくくなり、
「私は本当はどうしたいんだろう。」
そんなふうに、自分らしさがわからなくなってしまうことがあるのです。
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「頑張り続けてしまう背景」については、こちらの記事でもお話ししています。
▶ 休めないのは、頑張り続けてきたからかもしれません
自分の気持ちがわからなくなる理由
すると、何が起きるのでしょう。
最初は、小さな違和感が出てきます。
「なんだか無理をしている気がする。」
「本当は違う気がする。」
そんな小さな感覚があっても、
「気のせいかな。」
「これくらい普通。」
そうやって何度も後回しにしているうちに、
自分が何を感じているのか、
少しずつわからなくなっていきます。
疲れているのか。
悲しいのか。
腹が立っているのか。
寂しいのか。
それさえ、はっきりしなくなることがあります。
けれど、「こうしたい」「こう感じている」という自分の感覚は、なくなったわけではありません。
ただ、自分の感覚よりも「こうあるべき」を優先する時間が長く続くと、その感覚を後回しにすることが当たり前になり、気づきにくくなってしまうことがあるのです。
本来の自分に戻るのは、小さな感覚から
「自分らしく生きよう。」
「本来の自分に戻ろう。」
そんな言葉を聞くと、
何か大きく変わらなければいけないように感じることがあります。
仕事を辞める。
人間関係を変える。
環境を変える。
でも、本来の感覚に戻ることは、
必ずしも大きな決断をすることではありません。
例えば、
「今日は疲れているな。」
「今の言葉は少し悲しかったな。」
「今日は静かに過ごしたいな。」
そんな小さな感覚に気づいて、
「私は今、そう感じているんだ。」
と、そのまま受けとめてみること。
すぐに何かを変えなくてもいい。
答えを急がなくてもいい。
まずは、自分が感じていることを否定しないこと。
その小さな積み重ねが、
少しずつ自分とのつながりを取り戻し、
本来の感覚へと戻っていくことにつながるのだと思います。
そして、
自分らしさとは、
どこか遠くに探しに行くものではなく、
「私は今、こう感じている。」
そんな自分の感覚を大切にしていくことなのではないでしょうか…
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一人では気づきにくいときは…
当サロンでは、
身体や心をゆるめながら、
自分の感覚ともう一度つながっていく時間を大切にしています。
話すことで気づくこともあれば、
身体が安心することで、
少しずつ見えてくることもあります。
一人では気づきにくい感覚も、
安心できる時間の中で、
少しずつ見つけていけたらと思っています。
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本来の自分の感覚が少しずつ戻ってくると、現実の中でその感覚をどう大切にしていけばいいのかも見えてきます。




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