「嫌いな人からは逃げればいい」
そんな言葉をSNSで目にして、
なぜか心がザワっとしたことがあります。
たしかに、距離を取れる関係なら、
それもひとつの方法かもしれません。
でも現実には、
そう簡単に離れられない人間関係もあります。
職場、家族、身近な人。
役割や責任が絡んでいる関係。
「逃げればいい」と言われても、
逃げられないからこそ、
苦しさを感じている人も多いのではないでしょうか。
関係を壊さないように、ここまでやってきたあなたへ
感じ取れる力があるから。
考えられる力があるから。
これまで、
関係を壊さないように、
場が回るように、
誰かが困らないように――
そうやって、
自分なりに人間関係や生活を
支えようとしてきたのなら、
それは、
ただ「我慢」していたというよりも、
どう関わるかを、考え続けてきた証です。
気づかれなくても、
評価されなくても、
当たり前のように扱われてしまっても。
あなたが注いできた配慮や責任感は、
確かに、そこにありました。
気づかれない配慮を、当たり前にしてしまう人たち
責任感が強くて、
相手のことを先に考えてしまう。
空気を読んで、
「自分がやったほうが早い」と動いてしまう。
繊細で、
誰かが困るのを見ると放っておけない。
そんな人ほど、
自分なりに選んできた配慮や我慢が、
いつの間にか「当たり前の役割」として
周囲に組み込まれていくことがあります。
すると、残念なことに、
その配慮が特別なものとして
気づかれたり、感謝されたりする機会は、
少しずつ減っていってしまいます。
そして、誰かのために選んできた行動は、
知らないうちに「期待」に変わっていきます。
期待は、
満たされているうちは見えず、
足りなくなった瞬間にだけ、
不満として表に出てきやすいもの。
だからこそ、
気づかれないまま我慢してきた人ほど、
「なぜこんなにつらいのか」が
わからなくなってしまうのかもしれません。
感情よりも、「構造」を見てみるという視点
もし今、
気持ちが絡まって、
どこから手をつけたらいいかわからなくなっていたら。
少しだけ、
考える視点を
「感情」から「構造」に移してみてください。
- これは、誰の責任なのか
- 今、誰がどんな負担をしているのか
- 本来、誰が調整すべきことなのか
- 自分が背負わなくていい役割は、どれか
正解を出す必要はありません。
ただ、
ひとつずつ言葉にしてみるだけで、
心の中の混線は、少しずつほどけていきます。
感情は、そのあとで大丈夫。
構造が見えると、
感情は自然と、
落ち着く場所を見つけていきます。
もしこれを読んで、
「まさに今の自分のことかもしれない」と感じたなら、
もう十分、気づきは始まっています。
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話し合いにならない人間関係で、
これ以上心をすり減らさないための視点は、
こちらのページで詳しく整理しています。
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もし心が疲れてしまったら、
ヒーリングという形で
そっとお手伝いできることもあります。
必要なときに、思い出してもらえたらうれしいです。
▶ヒーリングの場 すみ香




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