「気合が足りないからダメなんだ」
「根性がないから続かないんだ」
そんなふうに、
つい自分を責めてしまうことはありませんか。
あるいは、
「もっと気合いを入れれば大丈夫」
「気持ちの持ちようだよ」
そんな言葉をかけられて、
余計につらくなった経験がある方もいるかもしれません。
でも、その苦しさは、
あなたの性格や意志の弱さの問題ではありません。
もしかすると今、
心や身体のエネルギーが、少し滞っているだけなのかもしれません。
「氣」は、目に見えないけれど、私たちを支えているもの

東洋の考え方では、
私たちの心と身体は、
目に見えないエネルギーの流れによって支えられているとされています。
それが、よく「氣(き)」と呼ばれるものです。
氣が自然に巡っているとき、
私たちは理由もなく落ち着いていたり、
身体が元気に感じられたりします。
反対に、氣の流れが滞っているときは、
- なんとなく疲れが抜けない
- 気持ちが重く、考えが堂々巡りする
- 眠りが浅く、休んだ気がしない
そんな、原因のはっきりしない不調として
あらわれることがあります。
がんばりすぎるほど、氣は固くなる
氣は、「気合」や「根性」で動かそうとすると、
かえって固くなってしまいます。
私たちは日常の中で、
知らないうちに
「がんばらなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
と、心も身体も緊張させています。
その状態が続くと、
呼吸は浅くなり、
身体はこわばり、
エネルギーの流れも、縮こまってしまいます。
でも、
深く息を吐いたとき。
ふっと肩の力が抜けたとき。
その瞬間、
身体の内側で、
静かに何かがゆるみはじめることがあります。
氣は、無理に整えるものではなく、
ゆるむことで、自然に巡りはじめるものなのです。
「緩むこと」は、怠けることではありません
休むこと
立ち止まること
何もしない時間を持つこと。
それは、甘えでも逃げでもなく、
心と身体が本来の位置に戻るための、大切な時間です。
- 呼吸を少し深くする
- 自然の中でぼんやりする
- 安心できる場所で、気持ちをゆるめる
そんな小さなことの積み重ねが、
滞っていた流れを、そっと動かしてくれます。
まとめ
「もっとがんばらなきゃ」
「自分が弱いからだ」
そうやって自分を追い立てる前に、
一度、立ち止まってみてください。
今のあなたに必要なのは、
気合や根性ではなく、
ゆるんで、戻る時間かもしれません。



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