「氣(き)」は確かに目には見えません。
けれども、私たちは日々の暮らしの中で、その存在を自然に感じています。
たとえば、森の中で深呼吸をしたときに心がスッと落ち着いたり、
誰かと一緒にいて「安心できる」「逆に疲れてしまう」と感じたりすること。
これらはすべて「氣」の流れや響きを感じ取っているサインなのです。
見えないからといって「存在しない」わけではありません。
空気や香り、雰囲気も目には見えませんが、確かに存在し、私たちの心と体に影響を与えています。
氣もまた同じで、自然界から受け取ったり、人との関わりの中で交流したりしながら、心身を支えてくれる大切なエネルギーです。
氣を感じる身近な瞬間
- 初めて訪れた場所で「居心地がいい」「なんとなく落ち着かない」と感じるとき
- 誰かと話したあとに「元気になった」「気疲れした」と思うとき
- 自然の中で癒され、リフレッシュできたとき
これらはすべて「氣」のやりとりを体験している瞬間です。
特別な人だけがわかったり感じたりできるものではなく、本来、誰もが持っている感受性で自然に感じられるものなのです。
“氣”の種類

主な3つをあげてみます。
天の気(天気)
宇宙や自然のエネルギー。
地の気
土地や場所のエネルギー。パワースポットは「地の気」が強いとされています。
人の気
私たち自身が生命エネルギーを持つ。気功やヨガ、瞑想などで高めることができます。
日常の言葉にも宿る「氣」
実は、私たちが普段使っている言葉にも「氣」を表すものがたくさんあります。
場所や人の状態を表現する言葉
気迫、気力、根気、陽気、気軽、気配、雰囲気、和気、活気、人気、元気、やる気、気合
自然の現象を表現する言葉
空気、気流、気圧、湿気、気温、気候、天気、暖気、寒気、蒸気、気体、大気…
「気が病む」と病気になり、「気が元に戻る」と元気になります。
「氣」と「気」の使いわけ
このような使い分けには言葉の力が宿っていると考えられ、深い意味が込められており、奥深いものとなっています。
米(氣)と書くきは、四方八方にエネルギーを広げたい時
例えば「人氣が出ますように…」や「勇氣が湧きますように…」
ちょっと見慣れないので変ですね…😅〆(気)と書くときは、その作用を制限したい時
例えば、「病気が治りますように」とか「邪気からお守りください」
このように、「氣」が私たちの言葉や日常に息づいており、その影響は感情や健康に影響を及ぼしていると考えられています。
東洋医学の概念

「氣」は、生命を維持するためやエネルギーとして東洋医学では重要な概念です。「氣」は身体内を循環し、私たちの健康や精神状態に大きな影響を与えています。流れが滞ると、体内のバランスが崩れ、ストレスや様々な不調が表れることがあると考えられています。
その場合、自然界と調和し、「氣」の流れを整えることで、身体と心が安定します。例えば、森林浴や自然の中で深呼吸すること、瞑想やヨガといったエネルギーの循環を高める習慣も、この「氣」を整えるために効果的と考えられています。
この方法を日常に取り入れることで、自然と心身のバランスが整い、よりポジティブで健康的な状態を守ることができます。
- 元気がない
- 気のエネルギーが不足している状態。
- 気が滞る
- 気持ちもどんより😣ストレスや不安でエネルギーに活気がない状態
- 気が晴れる
- ネガティブなエネルギーが解消され、スッキリとした状態。
気を高める方法
気は意識したり練習することで、整えたり、高めることができます。
- 呼吸法
- 深くゆっくりとした呼吸は、気の流れを整える助けになります。
- 瞑想
- 心を静かに、気を集中させることでエネルギーを感じることができます。
- 自然に触れる
- 自然の中で過ごすと、地の気と天の気を受け取り、バランスが整います。
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