忙しい毎日の中で、
私たちは知らないうちにせっかちになったり、
「急ぐ」「詰め込む」ことが当たり前になっています。
スマホを片手に情報を追い、
次の予定を考えながら行動する。
そんな日常が続くことで、
呼吸や体のリズムが
少しずつ乱れていくことがあります。
自律神経の働きは体のリズムを整える役割を担っています
自律神経は、
- 活動するときに働く 交感神経
- 休むときに働く 副交感神経
この2つのバランスによって、
私たちの体調や気分を静かに支えています。
本来は、
日中に交感神経が働き、
夜になるにつれて副交感神経へと
自然に切り替わっていく仕組みです。
けれど現代の生活では、
その切り替えがうまくいかず、
「ずっとオンのまま」になっている人も少なくありません。
呼吸や体のリズムにも影響していることがあります。
こんな変化、思い当たることはありませんか?
自律神経の乱れは、
はっきりした不調としてではなく、
日常の小さな変化として現れることもあります。
- 疲れが抜けにくい
- 眠りが浅い、寝つきが悪い
- 胃腸の調子が安定しない
- 肩こりや頭の重さが続く
- 呼吸が浅い気がする
- なんとなく落ち着かない
「年齢のせいかな」
「忙しいから仕方ないよね」
そう思っているうちに、
慢性的な状態になってしまうこともあります。
副交感神経が働きにくい、現代の環境
現代は、
意識しなくても交感神経が刺激されやすい環境です。
たとえば、
- 情報過多(SNS・ネット・通知)
- スマホやPCを長時間使う生活
- 倍速視聴や早食いなどの“せっかち習慣”
- 不規則な睡眠や生活リズム
- 季節の変わり目や気圧の変化
- 人間関係や将来への不安
これらが重なることで、
「休むスイッチ」が入りづらくなってしまいます。
せっかち行動が続くと、体はどう感じる?
日常の中の
ちょっとした急ぎ行動も、
体にとっては緊張のサインになることがあります。
- 動画を倍速で見る
- 食事を急いで済ませる
- メモを走り書きする
- 呼吸が止まりがちになる
こうした状態が続くと、
体は「急がなきゃ」「気を抜けない」と感じ、
交感神経が働きっぱなしに。
その結果、
リラックスしようとしても
うまく力が抜けなくなっていきます。
まずは「ゆっくり」を取り戻すことから
自律神経を整えるために、
何か特別なことを始めなくても大丈夫です。
- 吐く息を少し長くする
- 一口ずつ味わって食べる
- 歩くスピードを少し落とす
- 香りや音楽で五感をゆるめる
「急がなくても大丈夫」
そう体に伝える時間を、
ほんの少し増やしてみてください。
もし、整えようとして疲れてしまうなら
自律神経について調べていると、
「呼吸法をやったほうがいい」
「運動したほうがいい」
「ちゃんと整えなきゃ」
そう感じる方も多いかもしれません。
けれど、
すでに疲れがたまっているときは、
がんばるセルフケアが負担になることもあります。
「何かを足す」より、
「やらなくていいことを減らす」
そんな考え方については、
こちらの記事で詳しくお伝えしています。



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