整えようとしすぎて、感覚が遠のく時

呼吸を整えよう。
感情を整えよう。
思考を前向きにしよう。

気づけば、
「整えること」が日常の中に増えていくことがあります。

悪いことではありません。
むしろ、自分を大切にしようとしている証です。

けれど、ときどき
整えようとすればするほど、
自分の感覚が遠のいていくように感じることがあります。

整えることが目的になってしまうとき

本当は、

疲れている
休みたい
今は動きたくない

そんなシンプルな感覚があっただけなのに、

「ちゃんと整えなきゃ」
「乱れている自分はよくない」

そんな思いが重なっていくと、
自分の“今”よりも、
理想の状態ばかりを見るようになります。

そのとき、
感覚は少しずつ置き去りになります。

整っていない=ダメ、ではない

感覚がわからなくなったとき、
「自分はズレているのかも」
「まだ整っていないのかも」
と思ってしまうことがあります。

でも、ズレは失敗ではありません。

それは、
戻る場所が見え始めたサインでもあります。

感覚は、なくなったわけではなく、
ただ少し静かになっているだけ。

感覚は、正そうとしないときに戻ってくる

感覚は、
「こう感じるべき」
「こう在るべき」
という枠の中では、動きにくくなります。

何かを足そうとしなくてもいい。
整え直さなくてもいい。

ほんの一瞬、
立ち止まってみるだけでいいのです。

「今、私はどう感じているんだろう」

その問いに答えがなくても大丈夫。
問いを向けた瞬間から、
感覚は少しずつ戻り始めます

整っていなくても、大丈夫

心や体が揺れる日があっても、
気持ちがまとまらない日があっても、

それは「ダメな状態」ではありません。

整っていなくても、
感覚はちゃんとそこにあります。

無理に引き戻さなくていい。
追いかけなくていい。

感覚は、
待ってもらえると、自然に近づいてきます。

おわりに

もし今、
整えようとすることに少し疲れていたら。

それは、
もう一段、深いところへ進む準備ができたサイン
なのかもしれません。

整える前に、
正す前に、
まずは「今ここ」に戻ること。

感覚は、
離れきることはありません。

静かに、
あなたの中で息をしています。

たくさん整えてきたのに、
なぜか現実が動かないと感じるとき。

それは、
癒しが足りないのではなく、
次の段階に入った合図なのかもしれません。

整えようとする力を、
少しゆるめてみたとき。

「じゃあ、今は何をしたらいいんだろう」
と感じることがあるかもしれません。

そんなときの感覚について、
こちらに書いています。

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