母親との関係性は、私たちの人間関係の基盤となる大切なものです。母親は幼少期から最も身近な存在であり、その関わり方が無意識のうちに私たちのコミュニケーションのパターンに影響を与えることがあります。
例えば、このようなお悩みがある場合…
- 人とのコミュニケーションの仕方がわからない
- 本音が言えない
- 人に頼れない
このような思考は、母親との関係性の中で生まれたものかもしれません。
「言葉の使い方」「感情の伝え方」「他人との距離感」は幼少期、一番身近にいる母親との間で最初に形成されていきますよね。
今回は、母親との関係性の特徴と影響、そしてそれを癒す方法についてお伝えします。
母親との関係性とコミュニケーションの傾向
厳しく支配的や完璧主義な母親の場合
特徴
- 「ちゃんとしなさい!」と言われ続けて育った
- ミスをすると厳しく叱られた
- 母親の機嫌を損ねないように気を使っていた
影響
- 人の顔色を気にしすぎて、本音が言えない
- 完璧でいなければならないと感じ、意見を言うのが怖い
- 「正解」を探すことに意識が向き、自分の気持ちがわからなくなる
解決策
- 「私は完璧でなくてもいい」と自分に許可を出す
- 思ったことをすぐに否定せず、「自分の意見を持ってもいい」と意識する
過保護な母親の場合
特徴
- 「大丈夫?」「困ってない?」と常に心配された
- 母親が先回りして何でも決めていた
- 母親に頼るのが当たり前だった
影響
- 自分で決断するのが苦手になる
- 人に頼らないと不安になりやすい
- 自分で物事を決められない
解決策
- 「私は自分で選んでいい」と意識する
- 「まず自分の考えを言ってみる」という練習をする
感情の起伏が激しい母親の場合
特徴
- 昨日は優しかったのに、今日は怒られる…
- 母親の顔色をうかがって過ごしていた
- 何を言っても否定されることが多かった
影響
- 相手の感情を過剰に気にしすぎる
- 「どうせ言っても分かってもらえない」と思い、話すことを諦める
- 感情的な人が苦手になる(職場や人間関係で萎縮しやすい)
解決策
- 「相手の機嫌は私の責任ではない」と意識する
- 本音を話す練習をする(安心できる人から始める)
愛情表現が少ない母親の場合
特徴
- スキンシップや「愛してる」という言葉がなかった
- 相談しても「そんなことで悩むな」と流された
- 褒められることがほとんどなかった
影響
- 人との距離感がわからない(親密な関係が苦手)
- 素直に甘えたり、頼ることができない
- 感情を表現するのが苦手で、「何を考えているかわからない」と言われる
解決策
- 「私は愛されていい」と許可を出す
- 信頼できる人に少しずつ甘える練習をする
しかし、どんな影響があったとしても、それを知ることで自分のコミュニケーションのパターンを見直し、より自然な関係を築くことができます。
もしくは、こんなパターンもありませんか?
急がなくていいのに焦ってしまう理由とその手放し方
私もそうだったのですが、「早くしなさい」と言われて育ち、急がなくてもいい場面なのになぜが焦ってしまう癖になっていることがあるようです。
子どもの頃、母親や周囲の大人から 「早くしなさい!」 を繰り返し言われると、以下のような 思考パターン や 身体の反応 が無意識に作られるようです…
常に「急がなきゃ」と感じるクセがつく
「早くしなさい!」と言われ続けると、以下のような 無意識の思考 が作られます。
- 「ゆっくりしていると怒られる」
- 「早くしないと価値がない」
- 「時間をかけることは悪いことだ」
これが 大人になっても抜けない ので、特に 本当は焦らなくてもいい場面 でも「急がなきゃ!」と感じてしまいます。
例えば…
- 誰も急かしていないのに、仕事で勝手にプレッシャーを感じる
- 何かを始めると「早く結果を出さなきゃ」と思ってしまう
- 休日にのんびりしていても「何かしなきゃ」と落ち着かない
交感神経が優位になりやすく、リラックスが苦手になる
「早くしなさい」と言われることが多かった人は、常に交感神経(緊張モード)が優位になりやすい のかもしれません。
その結果…
- リラックスしようとしても、なぜかソワソワする
- ゆっくりしていると「怠けてる気がする」と罪悪感を感じる
- 急ぐ必要がないのに、心のどこかで焦りがある
「焦り」がアイデンティティになってしまうことも…
長年の習慣で、「私はいつも忙しい人」「私はせっかちな人」 という セルフイメージ(自己認識) を持ってしまうこともあります。
こうなると、自分で自分を急かすクセ になり、誰も急かしていないのに 「もっと早くやらなきゃ」と焦ってしまう ことも…
「早くしなさい」の影響を和らげるには?
もしこの「焦るクセ」があると気が付いたら、以下の方法を試してみてください。
「ゆっくりしても大丈夫」と言葉にする
焦りを感じたら、「今、私は焦らなくても大丈夫」 と 自分に声をかける のが効果的です。
特に「早くしなきゃ!」と思ったときに、「これは本当に急ぐ必要がある?」 と自分に問いかけると、意外と 「あ、急がなくていいんだ」と気づく ことができます。
わざと「ゆっくり動く」練習をする
焦りが強い人ほど、普段の動作が速くなりがちです。
なので、意識的に 「あえてゆっくり動く」 ことを習慣にしてみましょう。
例えば…
- いつもよりゆっくり歩く
- 食事をゆっくり味わう
- 行動する前に深呼吸を心がける
これを続けると、「急がなくても大丈夫」という感覚が体に馴染んできます。
「何もしない時間」を作る
焦るクセがある人ほど、「何かしていないと落ち着かない」ことが多いです。
なので、「何もしない時間」を意識的に作る のがオススメ!
- ボーッとする時間をつくる
- 窓の外を眺める
- 好きな音楽を聴いて、何もしない時間を楽しむ
こうすると、「急がなくても何も問題ない」という感覚が育ち、焦りが減っていきます。
母親との関係性を癒すことで、コミュニケーションが変わる

私たちの人間関係のパターンは、幼少期の経験や親との関わりの中で無意識に作られています。
もし、お母さんの価値観に強く影響を受けているなら、それを手放すことで、もっと「自分らしいコミュニケーション」ができるようになります。
「コミュニケーションが苦手」と思っていたのに、実は本当の自分はもっと自由に話せる人だった——そんな変化を体感する方も多いです。
母親との関係を見つめ直すことは、自分自身を深く考え、本来の自分らしさを取り戻す大切なステップになります。
そのために、以下のワークを試してみましょう。
母親との関係を見直す・癒すワーク
①まず初めに、「お母さんに本当はどうほしかったの?」と自分自身に問いかけてみましょう💫
②次に、何も制限せず、素直な気持ちを感じます。
- 「本当は、もっと褒めてほしかった」
- 「本当に、優しく抱きしめてほしかった」
- 「実は、私の話をじっくり聞いてほしかった」
など、自分が心の奥で望んでいたことを言葉にしてみましょう。
③そして、思い出してみましょう。
- 昔に似たシーンがあったら、思い出してみてください。
④最後に、イメージの中の願いを叶えてあげます。
そのとき、喜びの感情をしっかり味わうことがポイントです。
例えば、「お母さんが優しく微笑みながら『すごいね!』と褒めてくれた」など、自分の願いが叶うシーンをイメージしましょう。
このワークで得られる効果
- 本音を書くことで、心のモヤモヤが解消される
- コミュニケーションのブロックが明らかになる
- 母の価値観と自分の価値観は違うと気づける
👉実際お母さんに伝えなくても大丈夫!
このワークは、あなた自身の心を癒すためのものです。母との関係を客観的に見られるようになりますように、あなたの周りの人間関係にも変化が生まれます
まとめ
母親との関係は、私たちのコミュニケーションのベースとなる大切なものです。 知らずのうちに、母親の影響を受け、その価値観やコミュニケーションの癖を無意識に引き継いでいることがよくあります。
しかし、大切なものは「母の価値観」と「自分の価値観」を見直し、自分にとって心地よいコミュニケーションのスタイルを選ぶことです。そうすることで、より自然に人と関わることができるようになります。
また、本音を出す練習をすることで、人の距離感も無理なく調整できるようになり、よりスムーズな関係性を継続できるでしょう。
母親との関係性を癒すことは、単に過去を振り返るだけでなく、これからの自分の生き方をより良くするための大切なステップです。ぜひ、少しずつ取り組んでみてください。
もし、お母さんとの関係に悩んでいるなら…
母親との関係性が自分に影響を与えていると感じたとき、じっくり向き合うことで気づきや癒しが生まれます。距離を取るのもひとつの方法ですが、幼少期に染みついた無意識の反応は、そのまま社会生活や人間関係にも影響を及ぼすことがあります。
たとえば…
- 怒られるのが怖くて、人前で意見を言うときに緊張してしまう
- 「ちゃんとしなきゃ」と思うと、体がこわばる
- 相手の顔色をうかがうのが無意識の習慣になっている
もし、こういった反応があるなら、心の奥にある心の痛みを癒すタイミングかもしれません。
私はスピリチュアルカウンセリングを通じて、母親との関係にまつわる気持ちを整理し、心を軽くするお手伝いをしています。必要だと感じたときは、いつでもご相談ください。
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