「せっかち行動」が気づかぬうちに自律神経を疲れさせる?

コラム&ブログ

現代人の習慣と、自律神経の意外な関係

自律神経のバランス
健やかでいる為には交感神経と副交感神経のバランスを保つこと

現代は「スピード社会」「情報過多社会」とも言われるようになりました。 スマホを片手に、絶え間なく流れる情報、忙しさに追われる日々。 その流れに合わせるように、私たちの呼吸や行動も、気づかないうちに“せっかちモード”に切り替わっているのです。

本来なら、一日の終わりに副交感神経が優位になることでリラックスし、 一日の疲れを癒せるはず。

けれど、現代社会に生きる私たちはそのスイッチがうまく切り替わらず、 心と体が「常に緊張状態」に置かれてしまいがちになってしまっています。

自律神経が乱れると、どうなるの?

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって働いています。 しかし、緊張(交感神経)ばかりが続くと、リラックス(副交感神経)が追いつかず、以下のような不調が現れることがあります。

  • 疲れが取れにくい
  • 睡眠が浅い・寝つきが悪い
  • 胃腸の不調(食欲不振、吐き気)
  • 頭痛・めまい・肩こり
  • 呼吸が浅くなる・息苦しさ
  • 不安感やイライラ、集中力の低下

これらは、ストレスや生活習慣の中に原因が隠れていることが多く、 自覚がないまま慢性化してしまうことも……。

副交感神経が働きにくい現代の環境

現代人が副交感神経のスイッチを入れづらい理由には、 社会環境の変化や情報の多さが大きく関わっています。

◉ よくある「自律神経の疲労要因」

  • 情報過多(SNS・ネット・通知)
  • スマホやPCの長時間使用
  • 倍速視聴や早食いなど“せっかち習慣”
  • 不規則な生活・睡眠不足
  • 季節の変わり目や気圧変動
  • 人間関係や将来への不安

たとえば、最近のテレビ番組では、 令和の私たちが一日に受け取る情報量は、 平安時代の人の“生涯分”に相当すると言われていました。

「せっかち行動」が自律神経に与える影響

日常の中の“ちょっとした急ぎ行動”が、実は身体にストレスを与えています。
時には、「早く早く」と急かされ、無意識にこんな行動をとっていたり…

  • 動画を倍速で観る
  • よく噛まずに早食い
  • メモを走り書きで取る
  • 呼吸が浅い・止まりがち

こうしたせっかち行動をしているとき、 交感神経はフル回転で働き、身体は戦闘モードに。 その結果、緊張が続いてリラックスできなくなり、 慢性的な疲労や心の不調にもつながっていきます。

今日からできる、小さな切り替え習慣

交感神経が優位になりすぎていると感じたら、 意識的に“ゆっくり”を取り入れてみましょう。

おすすめのリセット習慣
  • 深呼吸をする(吐く息を長めに)
  • 自然の中を散歩する
  • 一口一口、よく噛んで味わう
  • 音楽や香りで五感を緩める
  • 気功・ヨガ・ストレッチで優しく動く

また、エレベーターや電車で「お先にどうぞ」と譲るような小さな余裕も、 交感神経の暴走を防ぎ、自律神経のバランスを整えるきっかけになると、専門家の先生からのアドバイスがありました。

もし、緊張がなかなか抜けないと感じる方は…

日常の中でがんばりすぎている心と体。
「なんとなくしんどい」「ずっと緊張している気がする」
当サロンでは、そんな方に、整体ヒーリングで“ゆるむ・整える”をお手伝いしています…

ヒーリング整体 施術の様子

やさしいタッチとエネルギーの調整で、
交感神経のスイッチをそっと緩め、副交感神経の働きをサポート。
リラックスできない、眠れない、気分が落ち込みやすい…といった
“自律神経のサイン”に、じんわりとアプローチしていきます。

🌿 ベッドに横になり、深くリラックスする癒しのひととき
🌿 女性スタッフによる、安心のプライベート空間
🌿 自分を取り戻す、静かな時間とケア

あなたの心と体が、ふっと緩むきっかけになりますように…
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