メンタルケア

セロトニンの減少が不安症やうつ病に深い関わりがあるといわれています。

セロトニンとは?

セロトニンとは『ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並ぶ脳内の三大神経伝達物質で、ノルアドレナリンやドーパミンの分泌量のバランスをとる働きをし、体内で重要な役割を果たし、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」は、睡眠や食欲、感情のコントロールや、心の安定に影響しているそうです。

『 三大神経伝達物質 』

  • セロトニン…別名「幸せホルモン」心のバランスを整えてくれる物質。リラックスしている時、分泌される
  • ノルアドレナリン…別名「ストレスホルモン」ストレスを感じると分泌されて、心身を平常に戻す働きをする
  • ドーパミン…別名「快楽ホルモン」幸せなこと、嬉しいこと、楽しいことを感じた時に分泌され、行動の原動力

心療内科の先生から学んだセロトニンを活性化する方法

①起きてすぐ朝の太陽を15分から30分くらい浴びる

朝の優しい太陽光が良いそうです。太陽光を浴びると、交感神経系が刺激されて、セロトニンの分泌が活性化されるだけでなく、体内時計も整うそうです。日光浴をすることによって、体内でビタミンDがつくられ、腸内環境を整えることに繋がっていきます。

②20~30分程度リズム運動をする(腹式呼吸、ガムを噛む、咀嚼、ウォーキング)

③腸内環境を整える(セロトニンの90%は腸内でつくられ、血中に8%、脳内では2%なんだそうです)

④人との触れ合い(現代では、パソコンなどが普及し、人とのコミュニケーションが減り、セロトニンが出にくくなって、うつ病の患者さんが増えたという見解のお医者様もいらっしゃいます)

⑤感情を動かす(感動して涙を流すと、セロトニンが活性化されるそうです。)

⑥睡眠をしっかりとる

食事からセロトニンを増やす方法

セロトニンが身体の中で、どうやって作られるかというと、必須アミノ酸(体内生成できないため食事からとる必要がある栄養素)のトリプトファンを原料にしているそうです。トリプトファンはナッツ、マグロやカツオ、納豆、豆腐、味噌、チーズ、卵、ヨーグルト、チーズ、牛乳などから摂取できるようです。中でもトリプトファンが多く含まれ、セロトニンができるには、ビタミンB6の働きも必要となり、その両方の栄養素を摂取できるのが「バナナ🍌」と言われています。

睡眠にもかかわるセロトニン

夜になるとセロトニンの分泌が抑制され、セロトニンから睡眠ホルモンとも呼ばれる「 メラトニン 」が生成されるそうです。

メラトニンは、パソコンやスマートフォンの画面のブルーライトの光によって減少してしまうため、夜眠る前ににパソコンやスマートフォンを見てしまうと寝つきが悪くなってしまうそうです。

脳内でのセロトニンが分泌される脳内環境とは?

セロトニンを増やすオキシトン

スキンシップすることで「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンがすぐに脳から分泌されるそうです。スキンシップとは、肌と肌が触れること。マッサージやリラクゼーションもスキンシップに含まれます。オキシトシンの分泌が増えると、脳内のセロトニンも増えます。その理由は、セロトニン神経がオキシトシンの受容体を持っているためで、オキシトシンはセロトニン活性も誘発するそうです。

ストレスを感じるとセロトニンが不足するそうなので、リラックスする時間を作ることは大切なことですね。アルファ波優位のリラックスしている時…

リラックスしたときに脳から出るアルファ波

リラックスしている時に脳の電気信号を計測すると、α波という脳波が出ることがわかっています。

脳波がα波になると、β-エンドルフィンというホルモンが分泌され、そのホルモンによって、ストレスを軽減させたり、脳を活性化させたり、免疫力や集中力も高まり、幸福感も得られるそうです。

アルファ波は、もともと目をつむった時に出やすい脳波のようですが、目まぐるしく変化する環境や情報過多などの影響により、日々のストレスや疲労がリセットできず、現代人のα波は、出にくくなっているとか!?

いろいろある毎日の中、ストレスをゼロにすることは中々難しく、ストレスが原動力になったりすることもありますので、ストレスにコントロールされるのではなく、ストレスをコントロールできる自分なりのリラクゼーション方法を見つけて、我慢の限界を経験することなく、平静を保つことができたほうが、家庭も、社会も平和…です…笑

本来持っている力を充分発揮するポイントは、頑張り続けるのではなく、一息ついてリラックスする時間にあるのかもしれません…

リラクゼーションタイムをお過ごしいただき、脳内のホルモンバランスを整えていきましょう♪

※当サロンの施術はリラクゼーションを目的とし、医療行為ではありません…

生きていると…生活していると、いろいろな感情が出てきます。

「笑顔を作りましょう♪」とか「どんなことにも感謝しましょう♪」とかカウンセラーさんとかコーチングされている方のSNSなどを通りがかると目にすることもありますが、笑顔なんて作れない時もあるし、感謝できない時もあります…

むしろ、「ポジティブでいなきゃ」とか、「すべてに感謝できない私が悪い」とか、そんなことを思い始めると、もっと心は苦しくなります…

出てくる感情に蓋をしたところで、本当の心の癒しにはつながりません…

むしろ蓋をしたままどんどん本心を無視続けていると、顕在意識と潜在意識が分離して、
本当の自分が見失われ、自分の感情がわからなくなってしまいます。

「怒り」のその先にあるのは、「悲しみ」だったりします。
寂しかったり、わかってもらえなかったり、認めてもらえなかったり…

クレームのお客様も同じです…

感情は、ひとつのエネルギーなので、発散すればなくなります。

発散しないでずっとお腹に溜めておくと、同じような体験をするたびに、スイッチが入って、
同じことを繰り返し、容量MAXになったところで、大爆発!!!…となります…ね。

無理にポジティブになる必要はないけれど、「その感情に浸らない」ということを知ってから、私自身は随分楽になりました。

「私はなぜ今怒っているのか?」「私はなぜ今悲しいのか?」
その時その時に出てくる感情と対話をして、その根本原因を自分でたどります。
そうすると、もうすっかり忘れていた子供の頃に満たされなかった想いやらなにやらがたくさん出てきて、「そうかそうか」と認めてあげたり、意識したりすると、その感情は昇華されていきます。



「この感情は、今すぐ手放すします!」「キャンセル!キャンセル!」「許します」

出てきた感情によって、そんな言葉をつぶやきながら、少しずつ&何度も繰り返していくとココロも少しずつ成長して、過去のイタミも小さくなり、気になっていたことが気にならなくなっていきます。
ヒーリングも感情を整えることに有効ですので、感情のデトックス、手伝いさせていただきます♪

セラピストが提案する感情をリセットする3つの方法

その①空を見上げる

今からすぐにできます♪

外に出て、太陽の光を浴びると、脳内でセロトニンが分泌されるそうです。セロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、心のバランスを整え精神を安定させてくれるそうです。また、脳のメカニズム的にみると、上を見上げると脳が開き明るい未来の自分に、下を向くと脳が閉じ暗い過去の自分にアクセスするそうです。せっかくなら、上を向いて、明るい未来にアクセスしましょう♡

今のお天気が雨ではないことを祈ります…

その②瞑想する

瞑想は、今やGoogleやApple、Yahoo!などのIT系大手企業などでも取り入れてる時代…フルネス瞑想と言われることもあり、マンドフルネスの語源は、「常に落ちついた心の行動や状態」を意味する仏教用語の「サンマ・サティ」からきているそうです。そして、その語源の通り、マインドフルネスとは、今の自分に集中して、無駄な思考を手放し、落ち着きのある心に戻ること…を意味します。瞑想は、「呼吸」と「姿勢」が大切です。

その③運動する

マイナスな感情に浸らないことがポイントです。「何で?どうして?」と考えると、脳は永遠に答えを探し続け、“何で?どうして?ループ”にはまってしまうそうです。「現状を変えるにはどうしたらよいか」と考えると、脳は優秀なのでその答えを引き寄せてくる…とか。不安な感情が出てきたら、まず何か動いてみると目の前のことをやっている間はその行動に集中して、マイナスな感情を忘れることができます。そして、動いているうちに、意識が別のところに向いていくかもし

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